コラム 2024.3.21

おしゃれな洗面所を実現するポイントとは?パーツの選び方や実例もご紹介

皆さんは、洗面所のデザインについて考えたことはありますか? おしゃれな空間をつくるために、全体のデザインに合わせて、パーツ選びにもこだわりたいものですよね。今回は、洗面所を魅力的にするためのポイントを、実例も交えながらご紹介します。

洗面所をおしゃれで使いやすくするコツ

カラーコーディネートでまとまりのある空間をデザインする

カラーコーディネートされた洗面スペースは、統一感が出てまとまりのある空間になります。明るい色合いは清潔感を演出し、広がりを感じさせる傾向があり、落ち着いた色調はリラックスした雰囲気を醸し出します。洗面ボウルやカウンターなどのパーツは、同系色でまとめるのもおすすめですが、それとは逆にコントラストを意識してアクセントをつける方法もあります。バランスの取れたカラーコーディネートで、おしゃれで居心地の良い洗面スペースを作りましょう。

生活感を隠す工夫をする

洗面所をおしゃれで使いやすくするためには、生活感を隠す工夫が重要です。まず、隠す収納を作り、使ったものをすぐにしまうことを心掛けましょう。収納を作る際は、すぐに取り出せるように、動線にも注意して配置することが大切です。収納は、壁やカウンターと一体化させると、デザイン性の高い空間になります。その他にも、オープンな棚を作って、おしゃれなボックスに収納するという方法もあります。収納を工夫して、洗面所を使いやすくスタイリッシュな空間に仕上げましょう。

洗面所をデザインする際のパーツの選び方

おしゃれな洗面スペースをデザインするには、洗面周りのパーツ選びが重要です。洗面ボウルは、シンクの形状によって使いやすさが変化します。デザインと使いやすさのバランスを考えましょう。水栓金具は、スタイリッシュなものからレトロなものまでデザインの幅が広いので、自分の好みを反映しやすいポイントです。シャワーと切り替えができるタイプの水栓は、お掃除の際にも活用できるので、実用面にも優れています。大切なことは、ただ好きなパーツをバラバラに組み合わせるだけでなく、全体として統一感のあるデザインに仕上がるように心がけることです。

【実例紹介①】絵画のようなタイルが美しい洗面

ボタニカルな柄のブルータイルがアクセントのこちらの事例。洗面ボールは、スタイリッシュな薄いタイプで水栓金具が壁に設置されていることから、お手入れもしやすいデザインです。また、鏡は収納付きで、隠す収納として、日々の暮らしに必要なものを上手にしまうことができます。さらに、カウンターの下にはオープンな棚があります。飾り棚として自分のお気に入りの小物を飾ってみたり、収納ボックスを置いて、タオルなどをしまう場所にしたりと、使い方の幅は広がります。洗面スペース全体が、モダンでありながら温かみも感じられる、快適でスタイリッシュな空間です。

【実例紹介②】モノトーンのスタイリッシュな洗面所

こちらは、2階リビングの一角に位置するオープンな作りの洗面スペースです。薄いグレーのタイルのミニマルな印象と、丸くデザインされた鏡の柔らかさがバランスよく馴染んでいます。目隠しの腰高の壁にも同様のタイルが貼られ、リビングと洗面所の区切りのような役割をしています。また、洗面ボウルや収納棚、タオルバー、水栓金具は全てブラックで統一されています。ブラックのシックで洗練された洗面カウンターは、明るく清潔感のあるスペースにアクセントとして機能しています。

今回は、おしゃれな洗面スペースの作り方について見てきました。色使いやパーツの形、素材などにこだわりを持って洗面スペースをデザインすることで、自分好みのおしゃれな空間を作ることができます。素敵な洗面所のある住まいをお考えであれば、ぜひ一度、専門家へご相談ください。