コラム 2024.6.24

自宅にワークスペースを作ろう!レイアウトのコツをご紹介

家を建てるならワークスペースを作りたい! という方が増えてきています。今回は、ワークスペースについて、メリットやレイアウトのコツをご紹介いたします。どのようなポイントでワークスペースを作るといいのかじっくりと見てみましょう。

ワークスペースとは

ワークスペースとは、その名の通り、作業をするための空間です。様々な働き方の広がりにより、自宅で仕事をするためのスペースの必要性が高まってきています。子供たちの勉強や家族の読書や趣味のためなど、多目的に使えるのもワークスペースの魅力。広さの定義は特になく、リビングや他の居住空間の一角にカウンターと椅子を設置するだけでも、そこをワークスペースとして使うことができます。また、書斎のような個室タイプも人気があります。

ワークスペースを作るメリット

仕事の効率がアップする

あらかじめワークスペースとして作られた空間であれば、そこには仕事に必要なものを置いておくことができます。そのスペースに保管しておくことで、いざ仕事を始めようと思ったときすぐに作業に取り掛かることができます。必要なものを探し回る手間が省け、集中して効率良く仕事に取り組むことができるでしょう。

オンオフの切り替えができる

ワークスペースがないまま在宅勤務をしている場合、問題になりがちなのは、オンオフの切り替えが難しいことではないでしょうか。ワークスペースとしての空間を作っておけば、物理的な区切りがあることで、自然と仕事モードに移行しやすくなります。仕事が終わった後は、そのスペースを離れることで、プライベートモードに切り替えることもできます。この明確なオンオフの切り替えは、精神的なリフレッシュにもつながり、仕事も捗りやすくなるでしょう。

ワークスペースを設置する際のレイアウトのコツ

プライバシーの確保

自宅で仕事をするということは、業務上、漏洩してはいけない機密情報を自宅で扱う場面も想定できます。そんな時にワークスペースの機能として必要になるのが、プライバシーの確保です。鍵付きの引き出しを設置したり、仕事用のパソコンに家族がアクセスできないよう、パスワードを強化するなどの対策を行いましょう。

コンセントの位置・数

自宅で仕事をするとなれば、電源を必要とする様々な機器を使用しなければなりません。例えばデスクライトやパソコン、プリンター、その他にも季節によっては空調機器を使用することを考えると、余裕を持ったコンセントの数が必要です。使いやすいコンセントの配置計画は、家の設計段階からしっかりと考えることが重要です。

ワークスペースの可変性

現代では、自由な働き方が選べるようになり、自宅で仕事をする人もいれば、オフィスに通うスタイルを選ぶ人もいます。ワークスペースを設けた後で、そのスペースを仕事場として使わなくなった場合、どのように活用できるかをあらかじめ考えておくことが重要です。そうすることで、家族のための空間としてフレキシブルに利用できるようになります。

今回は、ワークスペースについて詳しくご紹介しました。家族の働き方は家族の暮らし方にも大きな影響を与えます。フレキシブルに対応できるワークスペースの作り方を考えて、快適な家族の暮らしと仕事環境を両立しましょう。