コラム 2025.2.12

おしゃれなリビング階段を作るポイントと実例3選

おしゃれなリビング階段を作るポイントと実例4選

階段は1階と2階をつなぐ大切な動線であり、家の印象を左右する要素のひとつです。特にリビング階段は、空間のアクセントになるだけでなく、家族間のコミュニケーションにも影響を与える存在と言えます。デザインや配置を工夫することで、おしゃれで快適な空間を実現できるでしょう。今回は、リビング階段を取り入れる際のポイントやおしゃれな実例をご紹介します。

リビング階段とは?

リビング階段とは?

リビング階段とは、リビングの中に設置された階段のことです。家の中心にあることで、家族が自然と顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションがとりやすくなる点が大きなメリットです。開放感のあるデザインは、リビングが広く感じられる効果もあり、家族のつながりを大切にしたい人にもぴったりの階段と言えそうです。様々なデザインがあるため、家族のライフスタイルに合わせて選びましょう。

おしゃれで快適なリビング階段を実現するポイント

おしゃれで快適なリビング階段を実現するポイント

上り下りしやすい寸法にする

リビング階段を快適に使うためには、段差の高さや奥行きをしっかり考えることが大切です。蹴上げが高すぎると上り下りが大変になり、踏面が狭いと足を滑らせる原因になることも。そのため一般的には、蹴上げは20cm以下、踏面は25cm以上が理想的と言われています。特に小さな子どもや高齢の家族がいる場合は、安全性を考慮した寸法にすると、より安心して使えるでしょう。

スムーズな動線を計画する

リビング階段を設置する際は、家の中の動線をしっかりと考えましょう。たとえば、玄関からリビングを通って階段へ向かう間取りなら、家族が自然と顔を合わせる機会が増えます。キッチンやダイニングとつながる動線であれば、忙しい朝も効率よく移動できるでしょう。ただし、リビングの中央に配置すると、動線が交錯して邪魔になってしまうこともあるため、家具の配置やスペースの取り方の工夫が必要です。

吹き抜けと組み合わせる

リビング階段と吹き抜けを組み合わせると、開放感がぐっとアップします。視線が抜けることで、リビング全体が広く感じられ、光や風もたっぷり取り込めることが魅力です。吹き抜けにすると冷暖房の効率が下がることもあるため、断熱性の高い窓やシーリングファンを設置すると、快適に過ごせるでしょう。

おしゃれなリビング階段の実例3選

吹き抜けから心地よい光の入るリビング階段

吹き抜けから心地よい光の入るリビング階段

大きな吹き抜けのある開放的なリビングに設置された階段。黒のスチール手摺と骨組みに、温かみのある木製の段板を組み合わせることで、モダンで洗練された雰囲気に仕上がっています。階段を降りるとキッチンの正面に出る設計になっており、家族とのコミュニケーションもスムーズ。さらに、オープンなストリップ階段の下は明るい作業スペースとして活用され、機能性とデザイン性を兼ね備えた魅力的な空間になっています。

アイアンと木材のおしゃれなリビング階段

アイアンと木材のおしゃれなリビング階段

グレーと白を基調とする落ち着いたリビングに、黒の手摺と段板がアクセントとなったスタイリッシュなリビング階段です。リビングに入るとすぐに階段へアクセスできる配置になっており、家族と自然に顔を合わせる機会が増える設計です。ストリップ階段のため、視線が抜けて開放感があり、キッチンにいる家族ともコミュニケーションがとりやすいことが魅力です。

リビング階段の下は収納スペースとして有効活用

リビング階段の下は収納スペースとして有効活用

白い壁と明るいフローリングが心地よいLDKに、大きな吹き抜けと調和するリビング階段を設置しました。上り下りの際には、吹き抜け上部にある窓から外の景色を楽しめることが魅力です。階段の下半分はストリップ階段にすることで、空間に抜け感をプラス。一方、上半分は階段下を有効活用した収納スペースになっており、機能性も抜群です。

まとめ

今回は、リビング階段について詳しくご紹介しました。おしゃれに作るためのポイントや注意点を、ぜひ参考にしてみて下さい。また、実例を見ると新しい家づくりのイメージが湧きやすくなるため、ぜひタクトデザインファームの施工事例もご覧ください。