コラム 2024.5.17

注文住宅の収納アイデア・実例4選

住まいの快適さを左右する大切な要素の一つが、「収納」です。適切な収納スペースがあれば、モノが片付き、すっきりとした空間を保つことができます。注文住宅なら、家族のライフスタイルに合わせた無駄のない収納計画が立てられます。

注文住宅の収納計画のポイントとは?

注文住宅の収納計画のポイント

収納は動線を含めて考える

効率的な収納を作るには、動線計画も欠かせません。例えば、玄関から居室までの動線上に、コート掛けや靴箱を設置すれば、出入りの際に手間なく、荷物を出し入れできるようになります。キッチンからダイニングテーブルへの動線に食器棚を配置すれば、準備の際に無駄のない動きができるでしょう。このように、モノの出し入れと、人の動線を考えあわせた設計が、ストレスなく過ごせる秘訣となります。

持ち物の量を把握して適材適所の収納をつくる

収納スペースは、用途と量に応じて設計する必要があります。本棚であれば、自分が所有する本の数から、適切な大きさを想定します。ウォークインクローゼットを作れば、季節ごとの衣類の入れ替えが楽になるでしょう。キッチンの吊り戸棚と床下の引き出しがあれば、頻繁に使うモノと大型の鍋類などを、分けて収納する工夫もできます。

【収納アイデア①】玄関収納と洗面所収納をつなげる

玄関収納と洗面所収納をつなげる

玄関は、外出時に必要なモノを持ち出す場所です。一方、洗面所は、家に持ち込んだモノを整理する場所と言えます。この2つの空間を上手く連携させることで、モノの行き来がスムーズになります。具体的には、玄関とウォークスルー型の洗面所を隣接させ、収納スペースをつなげる形が理想的です。玄関側に靴箱やコート掛け、洗面所側に洗濯カゴや家事用品棚を設置すれば、外出時と帰宅時の動線が一体化し、手間なく荷物の整理ができるでしょう。さらに、この間に室内物干し場を設けると、洗濯動線の効率化も図れます。

【収納アイデア②】ファミリークローゼットは洗面所に隣接させる

ファミリークローゼットは洗面所に隣接させる

洗濯は、家族全員分するものです。洗濯動線付近に、ファミリークローゼットを設けることで、洗濯物の保管がスムーズになります。洗面所に洗濯機や室内物干しがあれば、洗濯動線の効率がさらにアップするでしょう。また、クローゼットと洗面所の間に小さな家事室を挟むことができれば、そこで洗濯物の仕分けや収納ができて便利です。ファミリークローゼットの中は、それぞれの荷物を区切るタイプの造りにすることで、整理整頓された収納空間が実現するでしょう。

【収納アイデア③】ウォークインクローゼットは広めにつくる

ウォークインクローゼットは広めにつくる

ウォークインクローゼットは、憧れの収納空間です。できるだけ広いスペースで設置することができれば、収納量も増え、とても便利になります。服はもちろん、バッグや靴など、それぞれの種類に合わせた専用の収納スペースを設けましょう。さらにハンガーパイプの高さを変えることで、アウターやドレスなどの大きめの衣類に対応することもできます。こうした工夫により、散らかりがちな衣類もきちんと収まり、いつでも片付いた空間を保つことができるでしょう。

【収納アイデア④】玄関の土間収納は万能の収納スペースに

玄関の土間収納は万能の収納スペースに

土間と収納を絡めて作れば、玄関周辺に集まりがちな雑多なものが片付きます。大きな棚を設置すれば、日用品から非常用の備蓄品まで収納することもできます。春夏秋冬で使い分ける衣類や園芸用具、スポーツ用品なども、季節や生活スタイルの変化に応じて、スムーズに出し入れができるでしょう。棚の高さを工夫すれば、大きめの収納ボックスも片付くのでとても便利です。こういった収納を作ることで、玄関自体はすっきりと片付いた印象になります。

 

上手な収納計画は、快適な暮らしに不可欠です。注文住宅の最大のメリットは、家族一人ひとりのライフスタイルに合わせて、理想的な住空間を実現できることであり、収納計画もその一部です。動線と収納、量と質のバランスを見極め、さらに将来の変化も見据えた上で、無理のない上質な収納空間を実現しましょう。